小鹿田焼の里に向かう途中みつけた『一ノ瀬焼』がステキ

九州やきもの巡り1人旅 5日目

 2015年5月3日

 

さぁ!いよいよ小鹿田焼の陶器市に向かうぞ!

 

と、足取り軽く、西鉄久留米駅近くからレンタカーで出発。

 

3〜40分一般道を走ったところで、

『陶器市』のノボリが道沿いにはためいてる。

今、9時ちょい。

寄ってみよう!

 

一ノ瀬焼??

街道を逸れて行くと「一ノ瀬焼」と書いてある。

知らないやきものだ…

 

車を止めて、スマホ検索。

どうやら久留米有馬藩の御用窯だったらしいが、一度途絶えたやきもの。

それを、うきは市長が『再興を!』と声を上げ、賛同した作家が各地から集まり構成しているらしい。

うむ、おもしろそう!

 

点在していて、地図も無かったので、行き着けた3軒を覗いてみた。確かに作風がいろいろ。

 

その中でも気に入ったのが『丸田窯

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塩釉!塩釉!きれい〜!!!

 

この2点を買いました。

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いきなり団子が よ〜映える♪

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イイですね〜♪ 旅は出会いですね〜♪

 

丸田窯さんは、お嬢様も作陶しているようで、

塩釉以外の作品もたくさんありました。

見ていて楽しかった!

また行きたい窯元さんでした。

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おっと!10時を過ぎちゃった!

小鹿田へ急がねば〜

 

 

小代焼から三池炭鉱、柳川で蒸籠蒸し

GW九州やきもの巡り1人旅 4日目は大忙し!

 

小代焼の里を13時半ごろ出発。

三池炭鉱の万田坑へは10分弱で到着。近い!

 

デカイ!そして哀愁

 

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うわぁ〜

朝に寄った宮原坑の何倍もデカイ!

 

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実際に立て坑への入り口もありました。

 

トロッコなんかが そのまま残されていて、

時代の流れでやむなく封鎖された感が伝わります。

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資料館にもいろいろありましたが、

リアルに人々の息吹きを感じるためにも

西村健さんの『地の底のヤマ』を読んで行かれることをオススメします。(←ホントに面白かったの!)

 

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ムツゴロウに見入り過ぎた

 

せっかくだから、海を見て行こう。と、

海沿いに車を停めて堤防から眺めてみたら、

なにらやウゴウゴしてる⁈

 

うぉー!!!ムツゴロウではないかっ!!!

 

生まれて初めましてだよ〜!!!

 

なんなんだ、、、このピョコピョコした動き。

かわいいではないか!

 

じ〜〜〜〜〜〜〜

 

気づけば20分程見つめておった。

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わかるかな〜、わかんないだろうな〜

 

柳川ステキ〜♪

 

さて、ムツゴロウに気を取られ、気づけば15時半。

 

ダッシュで柳川に向かいます!

 

海沿いを走って、

16時40分。目的のお店に。閉店に間に合った〜

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こちらは、インベーダー柄とか、モダンな柄のい草『掛川織 花ござ』の添島勲商店さん直営店「いぐさブティック草」です。

IGUSA Fabric Board アラベスク 60×90 ブラック

ステキなのたくさんあったけどラグはサイズが大きくて、結局ベーシックなキッチンマットを。

東京の家事情をうらみます〜

 

新感覚の鰻

 

17時半、柳川に到着した時には日も落ちかけ。

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これでも充分美しい。

 

しかも、柳川は街歩きが目的ではないので

ぜーんぜんOK。

 

そう、柳川での目的は『鰻』!

 

関東人のワタクシ、蒸籠蒸しってのを食べてみたかったのです!

 

はい、若松屋。ドーン!

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なんじゃこりゃー!旨いっ!!!

関東に生まれた事を悔やむ食感!!!

美味しかったなぁ〜。おいしかった〜。

あっつあつのホワホワ。

なのに香ばしい!

甘めのタレも好みです〜♪

 

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 本館でいただきましたが、

おひとり様 多いですねー!

ワタクシ含めて4人いました。

 

本館手前にテーブル席の新館も出来ているので、おひとり様の方、心配せず挑んでください!

この美味しさを『敷居高そう…』とスルーしたら勿体ない!

 

店を出て18時半。

5月2日は、もうこんなに日が長いのですね。

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ちょっと川沿いを散歩してから

久留米のホテルに向かいます。

 

明日はいよいよ小鹿田焼の里へ!

 

 

 

 

 

 

久留米からレンタカーで小代焼の里へ

九州やきもの巡り1人旅 4日目

2015年5月2日

 

熊本と福岡の県境あたりにある小代(しょうだい)焼の里、

その周辺の三池炭鉱、柳川まで寄ってしまおうという強行スケジュールな4日目。

 

8時にレンタカーを借りて出発です。

 

生活道路なので渋滞あり

 

国道を走っていくのですが、信号が多い!

土曜日もあるのか、右折左折レーンでいちいち渋滞発生です。

最初の目的地「三池炭鉱 宮原坑」まで、2時間ほどかかりました。

 

最初の寄り道 宮原坑

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ボランティアのみなさんがとても親切!

時間がないというワタクシに、重要なポイントだけ手早く教えてくださいました。

 

なぜ宮原坑?それは、、、

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この本が面白かったから!

『地の底のヤマ』

炭鉱の人々がイキイキ輝いてて、そこに深く考えさせられる事件が絡んでくる。

 

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本に登場する引込み線。

囚人労働で支えられた宮原坑。

三池炭鉱に行く方は、絶対読んでから行くべきです。

 

小代焼の里は狙いが肝心

 

東京の熊本館には、やきもの好きなお姉さんがいて、小代焼の里についても教えてくれた。

『あそこは窯が離れて点在してるから、HPとかパンフで好きな作風の窯を絞るべし』と。

 

行って痛感!ありがたや〜‼︎

 

車であっても、止めて→見て→買って→おしゃべりして→カーナビセットして→…って、思いの外かかる!

 

結局ワタクシは3軒回って1軒休み。

1ヶ所のみで買物しました。

 

もはや東京でも有名な『ふもと窯』さんです。

 

スリップウェアも素敵でしたが、

お父様の作品が美しかった!

 

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実物の貫禄たるや、そりゃスゴイ‼︎

こういう作品を見られるのが、

窯元を訪れる醍醐味ですよ。

 

この感動を自宅でも!と、

お買い上げ〜♪ (写真右端)

煮物もパスタも何でも合う。

器で良い気分になれます。

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そしてお店の方が

「東京からなら、これ見たこと無いでしょう」

と、裏庭に案内してくれた。

「朴の木の花よ、大きいでしょ〜」

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朴葉味噌の葉っぱ!もちろん初めてですー!

こんなキレイな花が咲くんだ〜♡

モクレン科らしい良い香り〜♡

 

これまた、窯元巡りの良さですね♪

楽しい時間をありがとうございました!

 

お昼は車内で

幸せな気持ちで時計を見やれば

もう13時。

これは店に入って食べる時間はありません。

まだ三池炭鉱の本坑と、柳川にも行かねばならん!

 

こんな時は、即スーパー。

地方には大きなスーパーがあって、

惣菜コーナーがめっちゃ充実してるからね〜♪

 

窯元から車で5分程の所『あらおシティモール』発見。

地物のお寿司がありましたので、

美味しくいただきました。

焦ってたので、写真一切なし。

 

1人旅って、こういう自由度が楽チンなのよね。

 

さぁ!後半、まずは三池炭鉱 万田坑へ!

 

つづく

 

 

 

 

 

GW九州やきもの巡り1人旅。明日の小代焼に備え久留米へ

3日目、佐賀エリアから移動

有田・波佐見・三川内(みかわち)。

佐世保3泊で3祭りを楽しんだワタクシは、

三川内はまぜん祭りの後、拠点を久留米に移します。

明日は熊本・小代焼

あさっては大分・小鹿田焼

ちょうど真ん中を拠点にして、レンタカーで巡る作戦です。

 

駅で聖子ちゃんが!

泣きそうです。

コンコースにはオルゴールで赤いスイートピーが流れてる〜

青春ど真ん中のワタクシ、聞き届けたくてコンコースを挙動不審にウロウロ。したらば次、チェッカーズきたし!

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ブリヂストンの街 久留米

 

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こんなの作れるのかー!

ブリヂストンの凄さを思い知る。

時間があったら石橋美術館行きたかったな。

バラが美しいらしい。

 

思いの外アッサリ

 

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晩ご飯は、JR駅前の老舗 昭和29年創業の来福軒。

とんこつだけど、スープがサラッとしてて、

疲れた体に優しかった♪

 

ちなみに、久留米駅はJRと西鉄がかなり離れてて、西鉄の方が繁華街です。

ワタクシは1泊目が西鉄側ホテルの空きがなく…

でも、本場久留米ラーメン屋さんを攻略できたから良しですな!

 

三川内焼 陶器市『はまぜん祭り』 その2 豆皿1000枚!

季節を感じる三川内

うららかな〜三川内はまぜん祭り。

陶器市なのに、こんなのんびり出来るなんて しあわせ〜♪

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1000枚の豆皿

今、みかわち焼は頑張ってます。

毎年東京で豆皿展や個展を開いて、

知名度をどんどん上げています!

 

その豆皿展、はまぜん祭りでも開かれていました。

どれもこれも可愛らしいっ♪

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そしてこちらは、クジラの絵付けで有名な

光雲窯さんの豆皿。色がおもしろいですね。

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うららかな中にもプライドを感じる皿山。

すっかり気に入り、1年後に再訪した程です。

はまぜん祭りの時期は開放ムードで訪れやすいですよ。

 

はまぜん祭りは駅からシャトル

はまぜん祭りの時は、三川内駅からシャトルバスが出ています。皿山までは5分ほど。歩けなくは無いけど暑い中20〜30分徒歩はキツイのと、皿山に入ってから坂道続きですから、体力温存をオススメします。

 

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三川内焼 陶器市『はまぜん祭り』

九州やきもの巡り1人旅 3日目 みかわち陶器市

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みかわち焼の里は有田の近くにあれども、

雰囲気がぜーんぜん違います。

The皿山って空気感が心地好い。

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おもてなしの心もいっぱい。

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平戸 嘉久正(かくしょう)さんでは、ちらし寿司を御馳走していただきました。

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製作中の物も「どーぞ写真いいですよ」と。

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嘉久正さんは、この細か〜い竹の絵付けが凄すぎた!

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ワタクシが買いましたのは、

江戸期に平戸藩で実際にあった復刻デザイン。

こんなモダンなのがあったのねー!

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食卓ですごく重宝してます♪

 

つい笑顔になる唐子たち

みかわち焼というと『唐子』という

子どもが描かれた代表的なものがあります。

各窯で顔つきが違うそうです。

中でも賑わっていたのは平戸 松山(しょうざん)窯さん。

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なるほど可愛らしいです〜。

 

ちなみにこの唐子、人数で使える人が違います。

3人唐子は一般大衆。

5人唐子は大名ランク。

7人唐子は上様 朝廷レベル。

 

平戸藩御用達で、三川内以外では焼けない図柄だったそう。

 

って事は、この皿は世が世なら目に触れることも叶わん品‼︎これで日々優越感に浸れるならば買ってみるかと一瞬よぎったことは隠しませぬ。

 

趣きのある佇まい。

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皿山みなさんの心がうれしい

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 松山窯さんの隣の民家の庭が臨時カフェになっていて、ソーダ100円。おばあちゃんが、かりんとうと一緒に運んでくれました。

このお花、もしかしておばあちゃんが作ったのかな?聞いてみればよかった。

キレイなお庭や花を見ながら、かわいい唐子湯呑みでソーダをいただく。い〜い時間です♡

 

まだまだ のんびり過ごしたので、

その2に続く 

 

有田・波佐見・みかわち 陶器市には佐世保泊。

博多から特急よりラク!

2015年のGWをフルに使って、

九州やきもの巡り1人旅を企てたワタクシ。

爆買いが予想されるため、宿はビジネスで安く押さえたい。

 

で、地図見てひらめいたのが『佐世保

ビジネスホテルめっちゃある〜

しかも、どの会場にも電車で楽アクセス。

佐世保→有田は約26分。

博多→有田は特急でも約1時間40分。

 

3泊決定!

 

これまた行ってみたらなんとも居心地の良い町で♪

佐世保港の眺めが最高!

スタバからこの眺めよ。

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佐世保は食べ物に困らない

港に面して『させぼ五番街』というモールになっていて、

かの有名な佐世保バーガー『ヒカリ』もある。

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海を見ながらのスペシャルバーガー。

たまらんかったなぁ♡

 

ココ以外も、佐世保駅のロータリー側の駅右沿いには

ちゃんぽん屋が2軒向かい合ってる。

ワタクシのお気に入りは写真左の店。

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『牡蠣ちゃんぽん』です〜♪

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下の方に小さな牡蠣がコロコロ入ってます。

スープもおいしい!

 

さらにちょっと歩けば、知る人ぞ知るラーメン店『砦』が!

 

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実は、有田陶器市の夜はココで!と決めてたのに、

熱中症になって食欲ゼロ。

執念で写真だけ撮ってきたのでございます。

生涯かけてのリベンジを心に誓っておる次第です。

 

佐世保は、ハウステンボスにも直通だし、美味しいものいっぱい、景色もイイ。

佐世保、好きだー!!!